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※ 年末は12月22日まで年始は1月6日より承ります。
たたら製鉄により、鉄の生産と農工具刃物造が盛んに行われた奥出雲町。四代にわたり、その伝統を受け継いできた「雲州忠善刃物」の手打ち包丁。一生モノの包丁をお届けします。
・出刃包丁(中)
【全長:280㎜・刃長:140㎜・背幅:5㎜・重量:165g】
出刃包丁は日本にしかない包丁です。骨の太い魚をさばくときに最適な包丁で、刃の重さのバランスが良く、魚をおろすときには歯の厚さと重みで力を入れずに切れます。
出刃包丁の名前の由来は、元禄の江戸時代に大阪の堺市で作られたもので、外国にはない日本独特の包丁です。開発した堺の鍛冶職人が出っ歯だったので「出っ歯の包丁」 → 「出歯包丁」 → 「出刃包丁」 になったといわれています。
○毎日使う大切なものだから
雲州忠善刃物で特記すべき点は、柄に接着する部分にステンレスを電気溶接していることです。こうすることにより、包丁でたびたび生じる「刃の部分は切れが良くても柄の部分が先に錆びて腐る」という現象を防止しています。つまり、切れ味に加え、使用する人がより長く愛用してもらえるようという配慮がこめられています。
初めて握った瞬間から、ずっと昔から使っていたような錯覚を覚えるほど手になじむ逸品です。