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※ 年末は12月22日まで年始は1月8日より承ります。
たたら製鉄により、鉄の生産と農工具刃物造が盛んに行われた奥出雲町。四代にわたり、その伝統を受け継いできた「雲州忠善刃物」の手打ち包丁。本物の逸品をお届けします。
・万能包丁”舟行”
【全長:250㎜・刃長:125㎜・背幅:3・重量:85g】
漁師が船上で使うために舟に乗せていたことから「舟行型」と名付けられました。両刃の万能用途の包丁で、切っ先は適度に尖っており、刃先はあまり反っていないので、おろし済みの魚や肉、野菜を切るのに適しています。ご家庭用として一番普及している包丁で、三徳包丁や文化包丁と呼ばれているものと、ほぼ同じ仕様です。
○毎日使う大切なものだから
雲州忠善刃物で特記すべき点は、柄に接着する部分にステンレスを電気溶接していることです。こうすることにより、包丁でたびたび生じる「刃の部分は切れが良くても柄の部分が先に錆びて腐る」という現象を防止しています。つまり、切れ味に加え、使用する人がより長く愛用してもらえるようという配慮がこめられています。
初めて握った瞬間から、ずっと昔から使っていたような錯覚を覚えるほど手になじむ逸品です。